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★産経新聞 3/2
「ここでいう神山は、いわゆるカンナビ(神名備)山と称せられる山で、神の鎮座する山、神の降臨する山として、古来、信仰の対象とされてきた。祖霊の山でもある。ふつう二等辺三角形の秀麗な山容を有する。在野の歴史研究者である著者は、全国の銅鐸・銅剣出土地400カ所、縄文・旧石器遺跡500カ所以上を踏査して、一つの結論を得たという。それは多くの遺跡とすべての銅鐸出土地とが、秀麗な神山を正面に見据える地点にあるということ。逆にいうなら銅鐸埋納は神山祭祀のために行われ、それはさらに縄文・旧石器以来の信仰を受け継いでいるということだ。後の前方後円墳の前方部が神山に向かっているのも、開口部が神山に向かって埋納される銅鐸からの系譜を示すという」。

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