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★『ダカーポ』04.11.3号
「今年はラフカディオ・ハーン=小泉八雲の没後100年にあたり、さまざまな催しを通じてその再評価の機運がめざましい。まさにくめども尽きぬ泉のように、ハーンは魅力に富んでいる。本書では、ギリシャの小島で生まれ流転ののちに日本にたどり着いたハーンが、明治の日本に魅了された姿が思想史的な解説のもとに解析されている。当時の日本人の暮らしの中に息づく宗教心と道徳を、宇宙的な生命の進化史の中で了解するハーンの営みを鮮やかに描き出していて、小著にして好著。

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