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★「図書新聞」11.19・府川充男
「1968年。すでに歴史的叙述の対象である。本書は現代のノンフィクション稗史小説とでもいうべき『破天荒伝』『大逆のゲリラ』(いずれも太田出版)を著した荒岱介が聞手となって、6人の「叛乱世代」小嵐九八郎、花園紀男、青砥幹夫、古賀暹、望月彰、斎藤まさしと、全盲のハンディを乗越えて医師国家試験に合格した一人を相手に行った対談を編んだもの。荒が「序に代えて」で記しているように日本の新左翼が最も光り輝いていた時代は意外に短く、せいぜい10年強に過ぎない。思えば37年は一睡の中にして兵どもが夢の跡である。

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