昭和鉄道情景 路面電車篇


『昭和鉄道情景 路面電車篇』表紙

書籍名   : 昭和鉄道情景 路面電車篇
        (ショウワテツドウジョウケイ ロメンデンシャヘン)
著者名   : 安田 就視 写真/松本 典久 文(ヤスダ ナルミ/マツモト ノリヒサ) 
発行日   : 2006-09-15
税込価格 : ¥2940
本体価格 : ¥2800
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★『日刊ゲンダイ』06.11.10
かつて庶民の足として活躍していた路面電車をテーマにした鉄道写真集。昭和初期の全盛期には、全国67都市で総営業距離1480キロにも達した路面電車だが、交通渋滞や地下鉄の登場で戦後30年を境に減少の一途をたどっている。本書では、昭和40年代を中心に北海道の旭川から九州鹿児島まで、30都市で運行されていた路面電車の当時の姿を紹介する。/現在は荒川線だけになってしまった都電(東京都交通局)も、昭和40年代半ばまでは山手線内と下町を中心に都内を縦横に走っていた。「神田祭」の神輿行列のすぐ脇を走る19系統の6000形東京駅の丸の内レンガ駅舎の前を行く28系統8000形、、そして木場1丁目の汐見橋を渡る28系統3000形など、往時を知る人には何とも懐かしい写真が並ぶ。背景に写り込んだ東京の街並みとのどかな路面電車の絶妙な組み合わせが、近くて遠い昭和という時代の空気を色濃く伝える。/その他、ポプラの点在する郊外を走る旭川の日本最北(当時)の路面電車をはじめ、日本の電車のルーツである京都の路面電車や、廃止された各地の路面電車を買い集め「動く市電博物館」と呼ばれるほど多様な電車が走る広島電鉄、など。撮影者の安田氏が、鉄道情景は「時代の証言者」と語る通り、各写真は路面電車を主役としながら、それぞれの街の「あの頃」を切り取る。/都市の風景には路面電車がよく似合う。

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